開催間近!グラミー賞2020で注目のアーティスト5選
- 2020.01.26
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- アリアナグランデ, アーティスト, グラミー, グラミー賞, グラミー賞2020, ビリーアイリッシュ, ビリーレイサイラス, ポストマローン, リゾ, リルナズX, 洋楽, 海外

1月27日午前9時スタート

間近に迫ってきたグラミー賞!
今年もいよいよ、音楽界の頂点が決められようとしています。
「誰が獲るのか楽しみ」という方や、「推しに獲ってほしい!」願っている方もいるかもしれません。
他にも、「あまりよく知らないなー」「とりあえず誰に注目したらいいのか教えて」という方にも、楽しんで頂けるように、まとめて解説していきます!
前回の記事では、授賞式でライブパフォーマンスをするアーティストを全員まとめました!
こちらです!↓
「そもそもグラミーって?」という方も、「毎年見てます!」という方にも楽しんで頂ける内容になってます!
まだチェックしてない方は、ぜひ読んでみてくださいね。
なかなか読み応えのある内容に仕上がりました!
公開直後からたくさんの反応をいただいていて、嬉しい限りです。
そして特集2回目の今回は、ノミネートされているアーティストの中から、有力候補5人をお伝えしていきますね!
BBQグリル騒動を乗りこえて!
Ariana Grande(アリアナ グランデ)

日本人のファンも多いArianaですが、彼女自身も日本のことが大好き。
今回「最優秀レコード賞」にノミネートされている『7rings(7リングス)』も、日本に縁深い作品です。
MVには品川ナンバーの車も登場!
日本からのインスパイアを、彼女らしい世界観で表現しています。
お気付きの方もいると思いますが、この曲がリリースされたのは2019年1月18日!
ちょうど去年です。
1年経った今でも、街のあちこちで聞こえてきませんか?
それくらいのロングヒットということです。
『7rings』と言えば、「七輪騒動」が記憶に残っている方も多いかもしれません!
Arianaは曲のリリースを記念し、タイトルにちなんで「七つの指輪」の意味を込めたタトゥーを入れました。
それがこちら↓
やってしまいましたね…
「輪」も「指輪」も英語にするとどちらも「ring」なんです。
私たち日本人でも言われないと気づかないレベルですが、輪=指輪ではありません。
これでは焼肉用の七輪になってしまいます。
タトゥーは簡単に消すことができないですし、手のひらは特に痛いんだとか。
ですが、世間は容赦無く間違いを指摘。
また、日本ではなくアメリカ国内で(!)「文化の盗用」という批判まで起こってしまう事態に。
批判は拡大し、以前リリースした日本語入りのオフィシャルグッズも販売中止になってしまいました。
一方で、日本人のファンは擁護派が多数だったようですね。
予想以上に広がってしまった騒動。
Arianaは、騒動に終止符を打つようにタトゥーをこんな風に修正しました↓
そんなこんなで、意外にも大きくなってしまった「七輪騒動」ですが、曲がグラミー賞にノミネートされて大団円かもしれませんね。
『7rings』が収録されているアルバム『thank u, next(サンキュー,ネクスト)』も、「最優秀アルバム賞」にノミネートされています!
見た目と中身が違いすぎる
Post Malone(ポスト マローン)

Swae Lee(スウェイ リー)との『Sunflower(サンフラワー)』 がノミネートされています。
部門は「年間最優秀レコード」と、「最優秀グループパフォーマンス(ポップ部門)」の2つ。
ノミネート数は少ないものの、彼は今話題になっているアーティストの1人!
彼の曲はR&Bやロック、ポップ、様々なジャンルのものがある、枠にとらわれないスタイル。
かえってそれが多くの人にウケるのかもしれませんね。

よく来日もしていて、つい先日も訪れて観光を楽しんだそう。
多くの海外セレブが訪れるのは、東京や京都に集中しがち。
そんな中、Postはお忍びで北海道にまで足を伸ばしたことも!
その時の様子があまりにも気さくで、当時話題になりました。
ファンと2ショット!
小さい女の子が相手のときは、わざわざしゃがんでコミュニケーション。
優しい。
本来のアーティストはお金をもらってこそ歌うはずですが、彼の中では違うようです…!
まさかの居酒屋のおじちゃんとコラボ!
タトゥーだらけの顔とは裏腹に、どうやら良い人のようです!
こういうセレブはなかなかいません。
ジャンルを越えた革命!
LIL NAS X(リル ナズ X)

もともとSNSインフルエンサーだった彼が、ネット上にオリジナルの曲をアップし活動。
2018年にデビューしリリースした『Old Town Load(オールドタウンロード)』は、見事カントリーソング部門でチャート入り!
ですが、あまりにも革新的なサウンドだったため、「カントリーの枠を越えている」という理由で削除されてしまいます。
その後、大御所カントリーシンガーのBilly Ray Cyrus(ビリー レイ サイラス)から目をつけられ、コラボレーションが実現!
改めてリリースされると、人気が爆発!
アメリカ音楽チャートの連続首位記録を19週に塗り替えます。
ちなみにそれをストップさせたのは、Billie Eilish(ビリー アイリッシュ)の『bad guy(バッド ガイ)』。
これほど短期間に、若いアーティストたちの才能がぶつかり合うことはなかなかありません!
また、LIL NAS Xは自分がゲイであることをカミングアウトしています。
LGBTQ+コミュニティは、近年どんどん力をつけています。
ですが、拒否してしまう人々は未だに多いです。
そんな中でのカミングアウトは、かなりの勇気と覚悟が必要なはず。
人気が爆発した時であればなおさらです。
そのリスクを抱えたことには理由がありました。
彼はこんな風に語っています。
「自分のやりたいことをやってここまで来たし、この先、自分の意志に背くような人生を歩むようなことはしたくなかった。」
「(カミングアウトすることで)より多くの人のために道を切り開いてあげたかった」
https://front-row.jp/_ct/17286406
LIL NAS がグラミーを受賞すれば、若者、黒人の人々、LGBTQ+コミュニティなど、世界中のより多くの人々に希望を与えることができるでしょう。

世界中に自信を与えたい
Lizzo(リゾ)

ワールズヒアでも度々触れてきたLizzo!
なんと、最多8部門でのノミネートです。
今まで常識だった「美しい=スレンダー」という概念をぶち壊し、抜群の歌唱力で、あふれ出る自信を歌い上げます。
以前、彼女はインタビューでこんな風に語っていました。
「結局、私は人の気持ちを明るくする音楽を作りたい」
「みんなが自分を好きになる手伝いをしたい」
Apple Musicのインタビューより『Juice』について
Lizzoがは、「自分を好きになれない」「自信を持てない」という誰にでもある悩みを、歌で昇華させたいようですね。

彼女の曲は本当に幅広く、
中毒系のポップメロディーからソウルバラード、コテコテのラップ、管楽器を使ったオーケストラまで。
彼女の歌声は、どんなサウンドにもマッチするからとても不思議!
フルートを吹くこともでき、かなりの腕前のようです。
彼女の演奏が素晴らしいのは、自分らしさを爆発させているからだと思います!
アルバムも、どの曲も聴きごたえのある仕上がりです。
「最優秀アルバム賞」は彼女ではないかとの声も!
今世界で一番輝く10代
Billie Eilish(ビリー アイリッシュ)

こちらもおなじみ!
日本人ファンも日に日に増えているようです。
ワールズヒアの記事内でも、彼女が話題のものは特に人気!
ノミネート数で争っているLizzoやLIL NAS Xよりも、少しリードしているとの噂もあるようです。
世界観の確立という意味では、彼女に勝るアーティストはいないかもしれませんね!

上の写真で、彼女の隣に座っているのはFinneas O’Connell(フィネアス オコネル)という男性。
『VOGUE(ヴォーグ)』のYouTubeチャンネルで、
Billieは「どこで出会ったの?と聞かれるのにはウンザリ」と語っています。
彼は共同制作者であるだけでなく、実の兄!
むしろ彼女は、兄以外とほとんど曲を作りません。
歌声だけでなく、曲の作り方も独特のスタイルを貫いています。
18歳になったばかりのBillie。
グラミー賞のステージで、どんなパフォーマンスをするのか、何部門で受賞するのか、注目です!
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