まだ間に合う!初めてでも楽しめるグラミー賞2020【パフォーマー全員まとめ】

まだ間に合う!初めてでも楽しめるグラミー賞2020【パフォーマー全員まとめ】

1月27日午前9時スタート!

グラミー受賞者に贈られる蓄音機型のモニュメント。実際は手のひらに載せられるサイズです。

今年もついにこの季節がやってきましたね。

アメリカで行われる、グラミー賞の授賞式

グラミー賞については、ワールズヒアのこれまでの記事で何度も登場。

公式インスタグラムには「誰が受賞するか楽しみです!」という声も寄せられました!

ですが…

グラミー賞について詳しく知ってる方って、意外と少ないんじゃないでしょうか?

今回は「海外好きの人でも、そうでない人も楽しめるサイト」というコンセプト通り、グラミー賞2020を徹底解説!

小ネタも満載でお届けします!

そもそもなんのこと?

グラミー賞はその年の優れたアーティストに授与される賞です。

アメリカの音楽賞といえば、MTV主催のVMA(ヴィデオミュージックアワード)や、BBMAs(ビルボードミュージックアワード)、

AMAs(アメリカンミュージックアワード)のことを知っている方も多いのではないでしょうか?

これらのアワードはファンの人気投票で決まります。

BBMAsでは韓国人グループへの投票を呼びかけている日本人もいましたし、「投票したことがある」と言う方もいるかもしれませんね。

ですが、グラミー賞で投票権を持つのは各音楽ジャンルの専門家達

そのために、人気ではなく音楽の質を評価する「世界最高権威のアワード」と知られています。

ファン投票のアワードとグラミー賞を獲得してこそ、真にその年の世界一のアーティストと言っても良いのかもしれません。

ちなみに、アカデミー賞はグラミー賞の映画版という感じです。

今年は2月10日に開催。こちらは昨年のアカデミー賞より。『Bohemian Rhapsody(ボヘミアン ラプソディ)』でRami Malek(ラミ マレック)が、エジプト系の俳優で初の受賞。日本でもQueen人気が再熱しましたね。

今年はアカデミー賞が前倒しになったせいで、グラミー賞も例年より早い開催となったそうです。

その根本的な原因は、オリンピックイヤーだから!

多くのスポーツ中継を組んだため、巡り巡ってアカデミー賞にまで影響してしまったんだとか。(出典:https://forum-movie.net/sendai/news/12216)

Lady Gaga (レディーガガ)は『STAR IS BORN(アリー/スター誕生)』で歌曲賞を受賞。オスカー像を泣きながら手にしました。グラミーとアカデミーを両方を獲得したことがあるアーティストはさらに少数。

夏の予定が今に響いてくるなんて、アメリカのテレビ局は意外と用意周到?

先々の放送予定が決まっている証拠かもしれませんね。

一方で日本は、月間のTV欄ですら内容が未定になってたりしますよね。

仕組みや文化の違いなのか、ポテンシャルの違いなのか。

どんなことをやるの?

昨年司会に抜擢されたAlicia Keys(アリシア キーズ)は、パフォーマンスも披露。2台のピアノを使って話題になりました。評判が良かったこともあり、今年も司会を務めることに。

授賞式では、ただ淡々と受賞者の発表をしていくわけではありません。

人気アーティストのライブパフォーマンスも行われます!

ポイントは、ノミネートされているアーティストも、そうでないアーティストも出演するということ!

Camila Cabello(カミラ カベロ)の『Havana(ハヴァナ)』では、Ricki Martin(リッキーマーティン)、J.Balvin(Jバルヴィン)が登場。立体的なステージを移動しながらのパフォーマンスで、オープニングアクトを派手に演出しました。J.Balvinの持つ新聞には「壁ではなく橋を」という見出しが。これは、トランプ大統領のメキシコ国境に壁を建設するという宣言に反発するものです。

皆が「見たい!」と思う豪華なものだったり、意外なコラボレーションもあり毎年話題となります。

今年は以下のアーティストがパフォーマンスを予定!↓

発表順に

Billie Eilish(ビリーアイリッシュ)

今世界一のティーンエイジャー。

受賞レースでも大本命!

Blake Shelton(ブレイクシェルトン)

オーディション番組「The X Factor (ザ X ファクター)」の審査員を長年務め、人気を集めカントリーシンガー。

こう見えて、かなりの歌ウマです。

Aerosmith(エアロスミス)

今年の大御所枠は彼ら!

もう皆さんかなりおじいちゃんですが、貫禄のパフォーマンスに期待。

Lizzo(リゾ)

Billie Eilishと共に今年の受賞レースを争う彼女。

自信と愛に満ちたパフォーマンスは、多くの人を魅了しています!

Gwen Stefani(グウェンステファニー)

かつては、ロックバンドNo Doubt(ノーダウト)のボーカルでした。

今はBlake Sheltonの妻!

再婚同士ということもあってか当初は極秘婚でしたが、徐々にオープンに。

夫婦でステージ共演ということになるんでしょうか?

Ariana Grande(アリアナ グランデ)

日本でも圧倒的な知名度の歌姫。

ちょうど去年ごろで忘れられがちですが、アルバム『thank u, next(サンキュー、ネクスト)』もノミネートされています。

Demi Lovato(デミロヴァート)

2018年、薬物の過剰摂取で死にかけたDemi。

入院と活動休止を経てついに復活!

ディズニーチャンネル時代からのファンにとっては、とても嬉しいことでしょうね。

さらに、2月のスーパーボウルで国歌斉唱を担当することが決定!

昨日発表されたばかりです。

Rosalia(ロザリア)

スペイン出身の新人ラテン系アーティストの彼女。

24歳なので新人とも言えない気がしますが、じわじわ人気を伸ばしています。

フラメンコとストリートをミックスしたダンススタイルが特徴!

Camila Cabello(カミラ カベロ)

毎度お騒がせのイチャつきパフォーマンスは、彼なしなので封印でしょか?

Tyler, The Creator(タイラー ザクリエイター)

オルタナティヴヒップホップグループ、OFWGKTA(Odd Future Wolf Gang Kill Them Allの略)のプロデューサー。

こう見えて(?)、不気味でダークなサウンドが得意です。

ファッションブランドを立ち上げたりもしています。

Jonas Brothers(ジョナス ブラザーズ)

長男Kevin(ケヴィン・中央)、次男Joe(ジョー・左)、三男Nick(ニック・右)の兄弟デュオです。

一時期は解散しましたが、再結成後に人気が再燃しました。

ちなみに、先ほどのCamila Cabelloは彼らの大ファン。

彼らは恋愛に注目されることも多いです。

長男Kevinは堅実派で、22歳の時から妻一筋。

対称的にJoeとNickは、有名セレブをとっかえひっかえやってきた末に落ち着き、結婚。

こう見えて(?)モテる兄弟。

Charlie Wilson(チャーリーウィルソン)

元はバンドマンでしたが、現在はソロで活動。

Bruno Mars(ブルーノ マーズ)をプロデューサーに迎えた『Forever Valentine(フォーエヴァー ヴァレンタイン)』を、先日リリースしたばかりです。

H.E.R(ハー)

「本名を明かさない謎のシンガー」と呼ばれ、ミステリアスなキャラクターで活動。

Solange(ソランジュ)あたりを連想させる、創造性を生かしたR&B系といった感じです。

徐々に人気を伸ばし、主要3部門でノミネートされています。

追加パフォーマー/1月26日更新

LIL NAS X (リル ナズ X)

Billy Ray Cyrus(ビリー レイ サイラス)

fka twigs(fka トゥイッグス)

BTS(防弾少年団)

どうやって見るの?

アカデミー賞については分かったけど、授賞式のライブ放送って見れるの?って感じですよね。

日本でも見れます!

例年通りWOWOWが独占中継

ですが「契約してないんだけど」という方も多いんじゃないでしょうか?

全く裏技がないわけじゃありません。

YouTubeのライブ配信です!

授賞式当日のリアルタイムなら、見れる可能性が高いです。

ですが公式のものではないため、通信状況が悪かったり、途中で見れなくなってしまう可能性も大いに高いので注意!

やっぱり、お金を払ってちゃんと見るのが1番安心ですね。

授賞式後であれば、一部のパフォーマンスや受賞発表の瞬間がYouTubeにアップされます。

数年前のものであれば、フルで視聴できるようになったりもしています。

お仕事や学校で忙しい方でも、見たかったシーンをチェックできるかも!

予想が外れて、ドラマが生まれる

2018年に最多6部門を受賞したBruno Mars、とその仲間たち。いつも彼の周りにいます。

それで、誰が受賞して勝者になるのか

やっぱりそれって、みんな気になること。

ノミネート発表後は、世界中で予想が立てられます。

2018年のChildish Gambino(チャイルディッシュ ガンビーノ)。彼はこの年の末に引退しますが、2019年に2部門受賞。退いたために授賞式を潔く欠席しました。現在はDonald Glover(ドナルド グローヴァー)名義の俳優業のみに専念しています。

でも、世間の予想というか、期待を裏切る結果になることもあります。

特に、黒人や女性アーティストが受賞できなかった年は「差別だ」という声も溢れます

結果に納得しないのは、決して世間だけではありません。

実はアーティスト自身もそうなんです。

以前、受賞者が受賞後のスピーチで「自分が獲るべきじゃなかった」と語ったことが2度ありました。

2015年のBeck(ベック)と、2017年のAdele(アデル)です。

2015年のBeck。
2017年のAdele。アーティスト活動は休止状態ですが、最近激ヤセして話題に。

その相手は、どちらも同じアーティスト。

Beyoncé(ビヨンセ)です。

特に、AdeleがBeyoncéに向けたスピーチは世界中を感動させました。

それがこちらです↓

涙ぐみながら話すAdeleに、Beyoncéも涙。彼女が公で泣くことは普通ありません。

こんなドラマが生まれることもあるんです。

今後も語り継がれていくでしょうね。

世間を怒らせたり、アーティストを憤らせたり、世界中を翻弄するグラミー賞。

で、今年はどうなるの??という方のために、

今後は注目アーティストをまとめてご紹介する予定!

ぜひチェックしてみてくださいね。